レデューサーとセットでも販売しています。
ZWO FF107-APO の主な特長
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EDレンズ2枚を含む前群3枚、後群1枚構成の設計を採用した屈折望遠鏡です。口径107mm、焦点距離749mmのアポクロマート式フォトビジュアル鏡筒で、各種収差を良好に補正し中心RMS半径は3μmを実現しています。後群は周辺像を補正するフラットナーレンズになっており、φ44mmのイメージサークル全面に亘る平坦でシャープな像で撮影することができます。別売のレデューサーを併用することで焦点距離524mm(F4.9)に明るくすることができ、淡く広がった星雲等の撮影にも幅広く使用できるようになります。眼視用途にも優れた特性を発揮し、惑星の高倍率観望も可能です。
接眼体は減速微動装置を装備したラックピニオン式で、回転装置も内蔵されています。EAFの取り付けにも対応し、EAFに標準付属する部品を使用して取り付けができます。カメラ等はM86P1.0、M68P1.0、M54P0.75、M52P0.75、M48P0.75の5種類の規格のネジでの取り付けができ、様々な状況に対応できます。M48接続時はM54からM48へ変換するアダプターの対物側にM48フィルターの取り付けもできます。後群のフラットナーレンズは鏡筒内に最適な位置で固定されており、接続したアダプターの長さが規定のものでなくても合焦できる状態で撮影することで最適な像での撮影ができます。一般的なフラットナーレンズのようにフラットナーレンズからのバックフォーカスをあまり気にする必要はありません。ビクセン規格のアリミゾ式ファインダー台座も装備されているので別売のASIAIRや他社製ファインダー等の搭載に使用可能です。
鏡筒バンド、ブリッジを兼ねたハンドル、ビクセン規格のアリガタ金具が標準付属しており様々な架台に搭載できます。重量は鏡筒バンド等も含めて約4.7kgと軽量なので比較的小型の架台でも運用可能です。フードは伸縮式のものが採用され、収納することで151mm短くすることができます。コンパクトに収納して持ち運べます。
主な仕様 | |||
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形式 | 4枚玉エアスペース型アポクロマート(EDレンズ2枚含む) | ||
口径 | 107mm | ||
焦点距離 | 749mm | ||
口径比 | 1:7 | ||
イメージサークル | φ44mm | ||
カメラ等接続ネジ規格 | M86P1.0、M68P1.0、M54P0.75、M52P0.75、M48P0.75 | ||
ドローチューブ繰出量 | 105mm | ||
重量 | 本体のみ:5.7kg、一式:6.9kg(鏡筒バンド、ハンドル、アリミゾ金具含む) | ||
鏡筒径 | 約123mm | ||
全長 | 1.25"アイピースホルダーまで、フード収納時:603mm 1.25"アイピースホルダーまで、フード伸長時:754mm 撮影用アダプターを4個取り付けた状態まで、フード収納時:655mm 撮影用アダプターを4個取り付けた状態まで、フード伸長時:806mm |
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付属品 | 鏡筒バンド、キャリングハンドル、アリミゾ金具(ビクセン規格)、撮影用アダプター×4 |
メーカーの方針により付属品の外観が予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。