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VC200L鏡筒は写野全体の無収差を目指した設計のカタディオプトリック鏡筒です。主鏡に6次非球面鏡を採用し、バッフル内に3枚の補正レンズを内蔵することでコマ収差、球面収差、像面湾曲を極限まで補正させることに成功しました。写野周辺の星像は15μmを達成しています。主鏡の6次非球面鏡は通常の研磨では形成が困難ですが、ビクセン独自の蒸着膜の膜圧をコントロールする技術によって実現しています。別売のレデューサー2 VC200Lを使用しての散光星雲撮影や、直焦点でのディープスカイの撮影に適した大口径フォトビジュアル機です。
接眼部
フリップミラーが標準付属となっています。接眼レンズの切り替えや、直焦点撮影時の対象導入に便利です。レデューサー使用時にはフリップミラーは使用できません。
アタッチメントレール
架台との取り付けはアリガタ・アリミゾ式で行います。鏡筒にはアタッチメントレールが取り付けられており、SX2赤道儀等には簡単に取り付けできます。
レデューサー(別売)
レデューサーは焦点距離を短くし、像を明るくすることができる別売の補正レンズです。撮影の際に露光時間を短くし、写野を広げることができます。焦点距離を0.71倍(1,278mm、F6.4)にするレデューサー2 VC200Lと、0.77倍(1,386mm、F6.9)にするレデューサーHDが販売されています。レデューサーHDはコントラストが高く、周辺像の悪化を抑えた高性能レデューサーレンズです。撮影には別途直焦ワイドアダプター60とお使いのカメラに対応するTリングが必要となります。レデューサー使用時にはフリップミラーは使用できません。
主な仕様 | ||
形式 | カタディオプトリック式 | |
有効口径 | 200mm | |
焦点距離 | 1,800mm | |
口径比 | 1:9 | |
分解能 | 0.58" | |
極限等級 | 13.3等 | |
集光力 | 816倍 | |
鏡筒径 | 232mm | |
全長 | 600mm | |
質量 | 総質量:6.9kg(本体6.0kg) | |
付属品 | 暗視野ファインダー7倍50mm、50mmファインダー用脚(S)、フリップミラー | |
備考 | アタッチメントレール、金属製キャリーハンドル取付済 |