FS-60C/CBの焦点距離を短くし、像を明るくすることができる補正レンズです。焦点距離355mmのFS-60CBに取り付けると255mm(F:4.2)相当に焦点距離を短くすることができます。イメージサークルはφ40mmになります。
3群4枚のレンズ構成のうち2枚はランタンクラウン系の硝材を使い、非常に高い結像性能を実現しました。縮小率は0.72倍、FS-60CB鏡筒が255mmF4.2のシャープなアストロカメラになります。
FS-60C鏡筒で使用する場合は制限があります。下記「ご注意ください」をご確認ください。
RD-C0.72×の主な特徴
FS-60Cが焦点距離255mmF4.2のシャープな望遠レンズになります
望遠鏡ではなかなか得にくい255mmという短焦点を実現し、広写野での撮像ができます。 APS-Cサイズなどのカメラでは写しづらかった大きく広がった天体も、レデューサー C0.72×とFS-60CBの組み合わせがカバーします。イメージサークルはΦ40mmと、35mm版フルサイズに迫る広さがあります。
スポットダイヤグラム
g線からC線の波長域内ではΦ40mmのイメージサークル全面にわたり星像は20μm以内に収束し、デジタル系カメラでのシビアな撮像でもシャープな像が得られます。光量はΦ25mmまでなら中心光量の95%、Φ32mmで80%以上、Φ35mmでも70%以上と、周辺減光を抑え豊富な光量を確保しています。(参考:APS-Cサイズは対角で28mm程の長さがあります)
FS-60CB+レデューサー C0.72×による作例(画像クリックで拡大)
レデューサー C0.72×使用時
レデューサー C0.72×不使用時
お客様よりご提供いただきました画像です
接続例
FS-60CB
ドロチューブの直後に「カメラ回転装置S」→「レデューサー C0.72×」→「カメラマウントDX-60W」→一眼カメラという順番で接続します。カメラの回転が可能な組み合わせです。
FS-60C
ドロチューブの直後に「レデューサー C0.72×」→「カメラマウントDX-60W」→一眼カメラという順番で接続します。回転装置の併用はピントが出ないためできません。構図を変えるため回転させたい場合は望遠鏡全体を回転させる必要があります。
カメラ回転装置S、カメラマウントDX-60Wは別売です。カメラマウントDX-60Wはお使いのカメラに適合するものをお求めください。
ご注意ください
従来型のFS-60C鏡筒にレデューサー C0.72×を併用する場合は下記の条件がつきます。どうかご理解の上お買い求めください。
<従来型FS-60Cにレデューサー C0.72×を取り付けると>
・CB鏡筒より周辺光量の減少率が大きくなります
→周辺減光が若干多めになります。背景が明るく写る状況下では注意が必要です。
・カメラ回転装置を併用すると無限遠にピントが出ません
FS-60C鏡筒はFS-60CB鏡筒よりも筒外焦点距離が短いためこの症状が発生します。
→カメラ回転装置を使わず、レデューサー C0.72×をドロチューブへ直接ねじ込むと無限遠にピントが出ます。
FS-60C鏡筒をFS-60CB鏡筒とほぼ同じ仕様に変更できる「FS-60CB化鏡筒パーツキット」を販売しております。このセットでCB化していただくことでカメラ回転装置を併用することができるようになり、構図決定が行いやすくなります。2点セットと3点セットの2種類がありFS-60C鏡筒の製造時期により対応するセットが異なりますので、お求めの際は各商品ページをご確認いただきお使いのFS-60C鏡筒に適合するセットお選びください。
※メタルバック=レンズ後端から焦点までの距離 となります。
※カメラ回転装置は仕様変更されており、「カメラ回転装置(SKY90)」から「カメラ回転装置S」に切り替わりました。基本的な仕様はほぼ変更ありませんので、そのまま入れ替えて使用できます。カメラ回転装置(SKY90)は生産終了、在庫限りになります。カメラ回転装置(SKY90)には52mmフィルターを取り付けるネジが切られていますが、レデューサー C0.72×で撮影する際はフィルターの取り付けはできません。カメラ回転装置Sは52mmフィルターには非対応です。フィルターを併用する撮影をお考えの場合は「フィルター対応ストップリング」の併用をご検討ください。
3群4枚のレンズ構成のうち2枚はランタンクラウン系の硝材を使い、非常に高い結像性能を実現しました。縮小率は0.72倍、FS-60CB鏡筒が255mmF4.2のシャープなアストロカメラになります。
FS-60C鏡筒で使用する場合は制限があります。下記「ご注意ください」をご確認ください。
RD-C0.72×の主な特徴
FS-60Cが焦点距離255mmF4.2のシャープな望遠レンズになります
望遠鏡ではなかなか得にくい255mmという短焦点を実現し、広写野での撮像ができます。 APS-Cサイズなどのカメラでは写しづらかった大きく広がった天体も、レデューサー C0.72×とFS-60CBの組み合わせがカバーします。イメージサークルはΦ40mmと、35mm版フルサイズに迫る広さがあります。
スポットダイヤグラム
g線からC線の波長域内ではΦ40mmのイメージサークル全面にわたり星像は20μm以内に収束し、デジタル系カメラでのシビアな撮像でもシャープな像が得られます。光量はΦ25mmまでなら中心光量の95%、Φ32mmで80%以上、Φ35mmでも70%以上と、周辺減光を抑え豊富な光量を確保しています。(参考:APS-Cサイズは対角で28mm程の長さがあります)
FS-60CB+レデューサー C0.72×による作例(画像クリックで拡大)
レデューサー C0.72×使用時
レデューサー C0.72×不使用時
お客様よりご提供いただきました画像です
接続例
FS-60CB
ドロチューブの直後に「カメラ回転装置S」→「レデューサー C0.72×」→「カメラマウントDX-60W」→一眼カメラという順番で接続します。カメラの回転が可能な組み合わせです。
FS-60C
ドロチューブの直後に「レデューサー C0.72×」→「カメラマウントDX-60W」→一眼カメラという順番で接続します。回転装置の併用はピントが出ないためできません。構図を変えるため回転させたい場合は望遠鏡全体を回転させる必要があります。
カメラ回転装置S、カメラマウントDX-60Wは別売です。カメラマウントDX-60Wはお使いのカメラに適合するものをお求めください。
ご注意ください
従来型のFS-60C鏡筒にレデューサー C0.72×を併用する場合は下記の条件がつきます。どうかご理解の上お買い求めください。
<従来型FS-60Cにレデューサー C0.72×を取り付けると>
・CB鏡筒より周辺光量の減少率が大きくなります
→周辺減光が若干多めになります。背景が明るく写る状況下では注意が必要です。
・カメラ回転装置を併用すると無限遠にピントが出ません
FS-60C鏡筒はFS-60CB鏡筒よりも筒外焦点距離が短いためこの症状が発生します。
→カメラ回転装置を使わず、レデューサー C0.72×をドロチューブへ直接ねじ込むと無限遠にピントが出ます。
FS-60C鏡筒をFS-60CB鏡筒とほぼ同じ仕様に変更できる「FS-60CB化鏡筒パーツキット」を販売しております。このセットでCB化していただくことでカメラ回転装置を併用することができるようになり、構図決定が行いやすくなります。2点セットと3点セットの2種類がありFS-60C鏡筒の製造時期により対応するセットが異なりますので、お求めの際は各商品ページをご確認いただきお使いのFS-60C鏡筒に適合するセットお選びください。
主な仕様 | ||
レンズ構成 | 3群4枚 | |
縮小率 | 0.72倍(355mmF5.9→255mmF4.2へ変換) | |
イメージサークル | Φ40mm | |
メタルバック | 56.0mm | |
最大径 | Φ60mm | |
全長 | 約48mm | |
質量 | 約200g | |
取付ネジ寸法 | 望遠鏡側:M56mmP0.75メス/カメラ側:M52mmP0.75オス |
※メタルバック=レンズ後端から焦点までの距離 となります。
※カメラ回転装置は仕様変更されており、「カメラ回転装置(SKY90)」から「カメラ回転装置S」に切り替わりました。基本的な仕様はほぼ変更ありませんので、そのまま入れ替えて使用できます。カメラ回転装置(SKY90)は生産終了、在庫限りになります。カメラ回転装置(SKY90)には52mmフィルターを取り付けるネジが切られていますが、レデューサー C0.72×で撮影する際はフィルターの取り付けはできません。カメラ回転装置Sは52mmフィルターには非対応です。フィルターを併用する撮影をお考えの場合は「フィルター対応ストップリング」の併用をご検討ください。