アリミゾ部分が2段式になっており、アルカスイス・ビクセン規格の両方を取り付けることができます。

ガタが少なく極めて低重心(通常のアリミゾ＋20mm)設計です。
パン(水平方向)とチルト(鉛直方向)に回転するため、細かな光軸調整が可能です。
主な用途は、小口径の鏡筒やカメラの取り付けになります。


クランプハンドルは回してもアリミゾ本体から移動しませんので、アリミゾの取り付け寸法に制限のある場所への設置にも便利です。(写真はDS45R-76です。)


オレンジのレバー部分は引いて回すことで固定位置を変えられます。

チルト方向の調整にあたり、状況に応じて、ノブを付け替えることができます。

【上面調整(出荷状態)】
望遠レンズやRETCAT51(WO社)など、台座が付いた鏡筒の場合、チルト方向の調整は上部から行えます。
ただし、FL55SS(ビクセン社)など、スライドバーMを装着した鏡筒は上面調整を行えません。
下記の画像が上面調節時の鏡筒と調整ノブの干渉イメージになります。


【下面調整】
調整ノブを下面に取り付けることが出来るため、上面調整できない場合でも対応ができます。
その場合、本商品の中心がアリガタプレートの端より長い場合干渉するため取り付けできません。
下記の画像が下面調整時のプレートとの調整ノブの干渉イメージになります。



【レンチ調整】
付属のM6-20六角頭ボルトをチルト調節ノブと交換することで、上記の制限がなくなります。その場合、レンチでの調節が必要になります。
下記チルト調整ノブをレンチに交換した画像になります。



附属品：・DS38/45PT(本商品)を上面からプレートへの固定ボルトM8-40ボルト\times1本
　　　　・チルトレンチ調整用交換ボルトM6-20六角頭ボルト\times2本
注：プレートの厚さによるため、下面からプレートに固定するボルトは付属しません。その場合の本商品のねじ込みの深さは最大10mmです。